【TOEIC】755点をとるまでに使った参考書と必要勉強時間
私のTOEICスコアの推移は以下です。
私が使ってきた参考書を紹介します。
1. 参考書
1-1. テクニック
TOEICをの試験形式に慣れていない方は、テクニック本で一気にスコアを伸ばせます。
解き方やコツが載っています。
1冊だけでいいかもしれません。3周やって余力があれば他を買えばよいと思います。
価格:2,420円 |
本誌の学習期間 : 11日間
目標スコア : 600~800点 or
現スコアから200点アップ
難易度 : 本試験よりやや難しいと感じます
はじめてでも600点ごえ!TOEICテスト全パート完全対策 [ 早川幸治 ] 価格:1,980円 |
本誌の学習期間 : 1~2ヶ月
目標スコア : 600~730点
難易度 : 本試験と同等~やや易しいと感じます
※解説がよくわからない方や問題が全く解けない方、TOEICスコア450点未満の方は中高で学ぶ英文法や英単語に大きな欠落があるかもしれないので、それらの復習をしてから上記の参考書に取り掛かるのが良いかもしれません。
1-2. 予想問題集
予想問題集をガッツリ解き始めるのは、スコア550はある状態が良いと思います。
基礎が備わっていないと、解説の意味が分からなかったり、結局基礎を勉強し直すことになったりして、試験形式に慣れる以前の問題になってしまうからです。
予想問題集は値段が高く問題数が限られているため、基礎がない状態で解くと、お金と時間がもったいないと感じます。
ただし、それでも本番の試験前にはスコア関係なく1回分は解いておく方が良いと思います。
模擬試験は本番通り2時間で、一気に200問やり通すことをオススメします。
練習で集中力も鍛えましょう。
また、問題はたくさん解くべきですが、解いた後に復習し、最低3回は期間を空けながら解いた方が良いと思います。
公式TOEIC Listening & Reading問題集(5) 音声CD2枚付 [ Educational Testing ] 価格:3,300円 |
問題数 : 200問×2セット
難易度 : 本試験と同等
TOEICテストを開発しているEducation Testing Service (ETS) が、実際のテストと同じプロセスで作成した問題が収録されています。
スコア範囲換算表がついており、現状スコアの目安となります。
算出例のように、リスニング45問正解なら換算点は155-230に収まるだろうということを意味しています。
同じような素点でスコアにバラツキがあるのは、TOEIC本番試験のスコアが1問5点という単純計算ではなく、難易度の違いによって差がでないように公平に調整しているからです。
このスコア換算表はどれくらいの精度なのか? 私の過去の比較を紹介します。
公式問題集のスコアは換算点範囲155-230なら192.5というように中央値としました。2例しかありませんが、ズレは30点以内といったところでしょうか。
価格:2,860円 |
問題数 : 200問×3セット
難易度 : 本試験よりやや難しいと感じます
ヒロ前田さんの問題集で、公式問題集より低価格で1冊につき200問×3セットが含まれています。
難易度は本番よりやや難しいと感じます。
TOEICテストの公式スコア保持者100名以上を対象に実施した模擬試験であり、そのときの受験者の選択率が解説に書かれていたり、復習法や素点に対する具体的なスコア換算表が載っています。
1-3. 弱点補強
まずは単語帳について、早い段階で購入すると良いと思います。
TOEIC L&R TEST でる単特急 金のフレーズ 改訂版 出る単特急金のフレーズ [ TEX加藤 ] 価格:979円 |
赤シートがついており、英単語を隠す構成となっていますが (日本語→英語)、TOEIC L&Rは全て英文なので、手や紙などで日本語側を隠して英単語から意味を理解できるようにした方が良いと個人的には思います。
私は英文を読むのが遅かったので、リーディングの参考書を購入しました。
通勤時の使いやすさ (サイズなど) やコスパを考慮して選びました。
TOEIC L&R TESTサラリーマン特急新形式リーディング 新形式対応 [ 八島晶 ] 価格:924円 |
難易度 : 本試験と同等~やや易しいと感じます
対象 : Part5~7
リーディング全体の問題を収録しています。
1駅1題 TOEIC L&R TEST 読解特急 [ 神崎正哉、TEX加藤、Danie ] 価格:968円 |
難易度 : 本試験よりやや易しいと感じます
対象 : Part7
収録問題数が124問あり、問題を多く解きたい方にオススメです。
2. 目標点数までに必要な勉強時間の目安
2-1. 1点上げるのに約2時間の学習が必要と言われている
ポテンシャルや集中力によってバラツキがあるだろうし、スコアが高くなるほど1点上げるのにより多くの勉強時間を要するでしょう。
そのため、あくまで目安に過ぎないのですが、目標と現在のスコアがわかっていて、期限を決めれば1日あたりに必要な勉強時間を出せて、計画を立てやすくなります。
例えば、600 (目標) - 450 (現在) = 150 (差)
150 (差) × 2時間 = 300時間 (必要時間)
と算出できて、1時間/日のペースだと300日かかるというわけです。
ちなみに私は705 → 755 に上げる過程で222時間勉強しました。(記録しました)
50点アップなら100時間で達成できるはずなのに、さらに2倍の時間を要しています。
2-2. 勉強時間に対するスコアアップのテーブル
1985年のデータで古いですが、参考にはなるのではないでしょうか。
(Saegusa 1985*)
*Oxford University Press, "A Teacher's Guide to TOEIC Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success", 2007
このテーブルを掲載している文献は2007年に出版されています。
本日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。