倹約エンジニアの分散投資ブログ

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【アノマリー】2020年も夏枯れ相場は来るか!?

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こんにちは!owngoalです。

画像の向日葵が綺麗です。梅雨が明けると、夏本番となりますね。

 

さて、市場では「夏枯れ相場」という言葉があります。

本記事では、夏枯れ相場で市場がどうなるのかやその期間、過去のデータに基づいた2020年7月終値の予測について書きたいと思います。

 

1. 夏枯れ相場について

夏枯れ相場とは

市場関係者が夏季休暇を取ることにより、マーケットの取引高が極端に減少し、相場が閑散として方向感に乏しい状態になることを言います。

 

夏枯れ相場の期間 

夏 (7~8月) になると、外国人投資家は9月の第1月曜日である祝日、「レイバー・デー」に向けて夏季休暇を取ります。

 

これに日本のお盆休みや夏休みの時期が重なることで、夏枯れ相場は形成されます。

お盆休みが終わったころから市場参加者が増え始め、売買高も通常に戻ります。

 

夏枯れ相場はあくまでアノマリーの一種

アノマリーとは、ある法則・理論からみて異常であったり、説明できない事象や個体などを指します。

引用 夏は株の取引が少なくなる?投資のアノマリー「夏枯れ相場」とは

 

2. 1885年~2006年の傾向

以下のダウ平均 (キャピタルゲイン)S&P500 (配当を含む) の月次利回りのグラフを見ると、7, 8月では近年の方が利回りが低下している傾向があります。

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引用 ジェレミー・シーゲル (2009). 株式投資 第4版 日経BP

余談ですが、9月は1年の内で最も悪い月であり (9月効果)、10月は利回りは悪くないですが暴落が集中している月 (ブラックマンデー金融危機など) です。

 

3. 2007~2019年の傾向

先ほどのグラフは2006年までのデータなので、2007年以降のデータを集計してみました。

2007年~2019年の7~9月のキャピタルゲインをまとめた表です。

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先ほどの2006年までのデータと比較すると、9月は良くなっていますが、8月は相変わらず弱いです。

これを見ると、夏枯れ相場は特に8が該当するみたいです。

 

さらに詳細な表とグラフを載せます。8月は直近の13年で6回下落しています。

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右記サイトを基にグラフを作成 https://jp.tradingview.com/chart/qT0vElHG/

 

7月は下落率と下落回数がいずれも低いです。昨年にS&P500が最も大きく下げています。

 

8月は上昇率が低く、下落率と下落回数が大きいです。

 

9月は上昇率と下落率がいずれも大きいです。

 

4. 2020年7月の終値を過去のデータに基づいて予測

2007~2019年の価格変動率に基づくと、2020年7月の終値は以下のようになります。

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※あくまで過去のデータに基づいて算出しただけであり、実際はこの価格帯から大きく外れる可能性があることをご承知おきください。投資は自己責任でお願い致します。

 

5. 最後に

7月は比較的相場が安定していますが、8月は下落傾向にあり、9月はボラティリティが大きいです。

また、10月については平均利回りは悪くないですが、暴落が起こりやすい月なので、今は数ヶ月単位のトレードが難しいようにも思えます。

 

しかし、下落時には良い買い場となりうるので、いつでも買付の準備をしておきたいものです。

 

アノマリーは参考程度にはいいかもしれません。

過去に書いた記事で、予想平均値と実際の価格差は69.64ドル (0.27%) でした。

 

1885年~2006年のデータについては、ジェレミー・シーゲル氏の「株式投資 第4版 日経BP社」にいつもお世話になっております。 

 

本日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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